養生・止水

■養生とは

養生にはもともと「健康に気を付けて身体を大切にする」・「病気やケガからの回復に努める」という意味があり、そこから転じて「コンクリートなどが固まるように保護すること」・「塗装や引っ越しをするときに、周囲を保護すること」という意味で使われるようになりました。

それ以外でも「保護する」こと全般を「養生する」と言うこともあります。粘着性が弱い「養生テープ(マスキングテープ)」や、汚れから保護する「養生シート」など、いろんな場面で使われている言葉です。

外装工事の養生

新築やリフォームのときに使われる「養生」という言葉は、外壁工事や内装を塗装するときの「保護をする」という意味で使われている場合がほとんど。以下、具体的な養生の内容をご紹介します。

塗料が飛び散るのを防ぐ

外壁塗装をするとき、ほとんどの業者は気を付けて作業をしていますが、ときには塗料がたれたり飛び散ったりすることも。そんなときに備えて、マスキングテープとビニールシートなどを使って、塗装箇所の周囲を保護しています。

飛散防止ネットで近隣へ配慮

リフォームのときによく見かける、家全体を覆っているネットを「飛散防止ネット」と言います。ほとんどの場合、足場を組むときに設置され、ひもで固定して設置されます。風の影響や調湿の観点からメッシュ素材で通気性の良いのが特徴です。

■コンクリートの養生

建築工事で建物の基礎をつくるときは、木製または金属製の枠のなかにコンクリートを流しこんで土台を作成します。このコンクリートが固まるまでの間、養生する必要があります。

養生シートで気温変化や乾燥から守る

コンクリートは水とセメントが反応して固まっていき、その過程で強度を増していく特徴があります。温度の上昇などで水分が飛んでしまうと、反応が進まずに強度が足りないことも。そうならないために、水密シートや養生マットで温度・水分の管理を行っています。

寒さ対策で保温することも

水とセメントが固まる水和反応は、温度が低いと凍結したり、反応が遅くなったりすることも。真冬など寒さの厳しいときには、外気温の影響を受けやすいため、保温して反応を促進しています。

その他工事の養生箇所

玄関

最初に養生するのは最も出入りが多く、搬入の起点となる玄関です。ドア枠や床面など、家具などがぶつかっても大丈夫か確認しましょう。ドアはプラスチック段ボール、床はキルティングマットやフロアシートで養生されます。

ドアや廊下の角

ドアや廊下の角は、家具など大型の搬入物がぶつかりやすいポイント。とくにドアノブなどは引っ掛かりやすいので、場合によってはマスキングなどでキズ対策をする業者もあります。

メイン通路の壁と床

廊下のなかでも、メインになる部分は全面の養生が必要です。主にプラスチック段ボールで壁を、フロアシートで床を養生していきます。床面はテープなどのゴミが溜まりやすいポイントなので、汚れにも注意しましょう。

その他、出っ張りなど

ガスの操作パネルや、飛び出しているタイプの表札も注意が必要です。とくに通行量の多い導線にあるときは注意してください。表面のキズはもちろん、側面の見えにくいところまでカバーされているかチェックしましょう。

マンションやアパートは共用部も

とくに大型のマンションなどは共有部分の養生が必要になるので、引越し前に不動産屋や大家さんに確認をとった方が無難です。基本的には何も言わなくても対応してくれる業者がほとんどですが、なかにはそのまま搬入出する業者もいるので事前に伝えておきましょう。

■止水工事とは

建物から水が漏れること=漏水を食い止めるために行う工事が止水工事です。

止水工事は屋上や外壁といった地上構造物に対して行うだけではなく、高い地下水圧がかかる地下構造物に対して行うこともあります。

当社では、屋上・外壁はもちろん、地下構造物など場所を問わず対応可能です。漏水でお困りの場合はもちろん、予防したいという場合にも、お気軽にご相談ください。

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